裸踊りに自信満々?小日向文世「情けない感じが良く出ていた」

[ 2012年6月15日 19:19 ]

NHK BSプレミアム「プレミアムドラマ~高橋留美子劇場」試写会に登場した(左から)村上淳、小日向文世、水野美紀

 人気漫画家・高橋留美子氏の短編集をドラマ化したNHK BSプレミアム「プレミアムドラマ~高橋留美子劇場」の試写会が15日、東京・渋谷の同局で行われ、小日向文世(58)、村上淳(38)、水野美紀(37)が出席した。

 小日向は第1章の「赤い花束」で裸踊りの格好で自らの葬儀を訪問する幽霊の中年サラリーマンを演じる。「頭にネクタイを巻いて、お腹に顔を描いているおじさんの役だったので、この年で裸を見せるのはって思って、最初はお断りしようと思ったんです。でも、うちの女房が高橋留美子さんの大ファンで絶対やったほうがいいっていうので、だったらやってみようかってやらせてもらった。とにかく大ファンだったので、後押しされました」と夫人からの強い勧めで受けたことを告白。

 「僕が子どもの頃、中年の父親の裸を見た時になんてだらしない裸なんだろうって思っていたんですけど、出来上がった作品を見て、筋肉のそげ落ちた自分の裸もうーんって感じだったんです。でも、役なんだから仕方ない、情けない感じが良く出ていたなと。作品としてはとても満足しています。とても温かい作品になっていて、やって良かった」と自虐的に話し、笑いを誘った。

 原作の短編3本を1話で描き、全2話が放送される。郊外にあるちょっとさびれた「さいわい町」という町を舞台に、どこにでもある夫婦や家族の日常を描く、笑って泣ける心温まる物語。町にある喫茶店のマスターを演じる村上は両話に登場する。第1章は7月8日、第2章は7月15日(ともに後10・00)にオンエア。

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