酒井法子 恩人通夜で復帰に含み「どんな形であれ、できることを」

[ 2012年5月24日 06:00 ]

恩人の建設会社会長の通夜に参列した酒井法子

 薬物事件で有罪判決を受けた元女優酒井法子(41)を支援してきた建設会社会長の富永保雄(とみなが・やすお)さんが20日、肝臓がんのため死去した。74歳。23日夜、都内で通夜が営まれ、酒井も参列した。

 富永さんは酒井の継母と40年来の親交があり、10代のころから「のりちゃん」と呼んでかわいがってきた。

 酒井は参列後に会見し「まだ実感が湧かなくて混乱している。もっと長生きしてほしかったし、恩返しできるまで生きていてほしかった」と、時折声を詰まらせた。富永さんは芸能界復帰を強く望んでいたことで知られ、「私がもう一度頑張る姿を期待して支えてくれた」と振り返った。

 執行猶予が明ける今年11月以降に活動を再開させたい意向だが、復帰への意欲を聞かれた酒井は「どんな形であれ、できることを1つ1つ頑張っていきたい」と話すにとどめた。

 酒井の会見は、中国・北京で薬物撲滅のPR活動で行った昨年4月以来。国内では09年9月、保釈後に行っている。富永さんは今月11日に体調を崩して都内の病院に入院。19日に容体が急変し、酒井らに見守られながら息を引き取った。

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