小林幸子 和解不調 打つ手なしの現状「じっと耐えて何も語らず生きる」

[ 2012年5月16日 06:00 ]

コンサートで騒動について触れた小林幸子

 事務所幹部解任騒動の渦中にある演歌歌手の小林幸子(58)が15日、高知市内でコンサートを開いた。

 開演1時間後。黒の着物に銀の帯を締めた小林は、04年のNHK紅白歌合戦で初の大トリを務めた際に披露した「雪椿(ゆきつばき)」(87年発表)を熱唱。歌い終えると神妙な表情で語りだした。

 「雪椿は私が生まれ育った新潟の県木。雪の中に咲くこの花は、雪が解けるまで決して枯れません。じっと耐えて、何も語らず生きる。私は雪椿のように生きていきたい」

 芸能関係者を通じて元社長らに和解を申し入れたものの思うようにいかず、どうやって解決すべきか打つ手がない現状を「雪椿」に例えたとみられる発言。客席から「頑張れ!」の声が飛んだ。

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2012年5月16日のニュース