手ブラにも挑戦　あっちゃん　パリで「大人の階段を一段上った」

写真集「不器用」握手会を行った前田敦子

　グループからの卒業を発表した「ＡＫＢ４８」の前田敦子（２０）が４日、３月１６日に発売した最新写真集「不器用」（小学館）の発売を記念した握手会を都内の書店で行い、イベント前に報道陣の取材に応じた。

　今回は２０歳になって初めての写真集ということで、ちょっと大人のあっちゃんを披露。昨秋にフランス・パリでのオールロケで撮影された力作で、すでに１３万部を売り上げる大ヒットを記録している。

　「パリは街並みがすごく好きで、（写真集を）パリで撮りたいと希望させてもらいました。すごく楽しかったし、開放的な気分にさせてもらった」と撮影を振り返ったあっちゃん。仕上がりについても「今の二十歳の私が詰まっていて、大満足です。二十歳なので大人の階段をパリで上れたらいいなと思って、ワインで乾杯したり、少しセクシーなショットにもチャレンジしました。まだやっと一段上れたってぐらいだけど」と満足げに笑った。

　今回の写真集ではいわゆる“手ブラ”など、ちょっと大人な姿も収められている。「その場に行くまで何をするかは決まってなかったんですけど、何となくその場の雰囲気で。（やってみると）すごく不思議な気分でしたね」と照れ笑いを浮かべた。

　一番のお気に入りはキュートに舌をぺロっと出している表紙の写真だとか。「エッフェル塔の下に移動遊園地があって、そこで撮ったんですけど、大人っぽい私も撮りつつ、唯一無邪気にはしゃいだって感じなので、一番素の私に近いかな。すごく好き」とニッコリ。

　タイトルの「不器用」は総合プロデューサーの秋元康氏（５５）が付けた。「よく秋元先生とか周りの方に“不器用”って言われるので、まさに私なんじゃないかなと思う。これだっていうのはわからないけど、（自分でも）実感はありますね」と苦笑いした。

　この日、インターネット上で第４回選抜総選挙（６月６日、日本武道館）辞退を発表したことについても「今の気持ちは全部話させてもらいました。“不器用”ながらも頑張りました」と写真集のタイトルに引っ掛けて報告していた。