映画だけじゃない 「ごっつ」など松ちゃん全作品を世界発信へ

[ 2012年3月9日 08:24 ]

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志監督(48)が現地時間6日(日本時間7日)、フランス入りし“映画の聖地”であるパリの文化施設「シネマテーク・フランセーズ」を、23日の特集上映を前に表敬訪問。世界的な足跡を残しつつある“奇才”に、所属する吉本興業の大崎洋社長はテレビ番組も含めた松本の全作品を、同国を起点に世界へ発信するプランを明かした。

 大崎社長は「フランスの人に今までやってきた松本の全ての仕事を見てもらいたい。作品の展示をしたり世界に向けてやりたい」と明言。映画だけでなく、テレビの人気コント番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」や、番組で使用した着ぐるみなど、これまでの全ての仕事を取りまとめて、発信する計画で、早ければ来年にも実現する。

 それとは別に松本自身も「彫刻とか、ちょっと頭の中にあるものを具現化する活動を去年からやり始めている。お笑いとは少し違うもの。発想という意味では、そこを掘り始めてるんですよ」と新たな創作活動もスタートさせているようだ。

 世界的な映画の殿堂入りのみならず、松本ミュージアム構想も浮上した「HITOSHI MATSUMOTO」。トリコロールをジャックする日は近い。

続きを表示

2012年3月9日のニュース