映画の聖地訪問 松本人志監督感激も「中島の方が扱い大きい」

[ 2012年3月9日 07:58 ]

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志監督(48)が現地時間6日(日本時間7日)、フランス入りし“映画の聖地”であるパリの文化施設「シネマテーク・フランセーズ」を、23日の特集上映を前に表敬訪問。7日、取材に応じ、「プロ野球に入ったばかりの選手が名球会入りしたようなもの」と、異例の抜てきに声を弾ませた。また、所属する吉本興業の大崎洋社長はテレビ番組も含めた松本の全作品を、同国を起点に世界へ発信するプランを明かした。

 映画のルーブル美術館を目指して創設された文化施設「シネマテーク・フランセーズ」での特集上映。これまで黒澤明や小津安二郎、ヒチコックら巨匠を特集してきた“聖地”でもある。そこで「大日本人」「しんぼる」「さや侍」の3作品による異例の抜てきに松本は照れ笑いを浮かべた。

 「凄いこと、と周りは言います。プロ野球で入団2、3年目の選手が名球会入りするようなもの。日本ではオセロ中島のニュースの方が扱いも大きい。ちゃんと家賃を払ってるボクとしては…もう少し扱いが大きくていいのかなとフフフ」

 今回の表敬訪問では上映プログラム責任者のジャン・フランソワ・ロジェ氏と会談。特集については、ロジェ氏が松本の独自性と発想の豊かさに引かれて23日の上映を決定した。「フェノメンヌマツモト(松本現象)」と名付けられており、「松本人志の世界という長いトンネルに観客を閉じ込めることで彼の凄さを伝えたい」と説明した。

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2012年3月9日のニュース