キネ旬2011年日本映画1位は新藤監督の「一枚のハガキ」

[ 2012年1月17日 06:00 ]

 2011年公開の映画を対象とした第85回キネマ旬報ベストテンが16日発表され、日本映画の1位に新藤兼人監督(99)が“最後の作品”としている「一枚のハガキ」が選ばれた。

 自らの戦争体験を基に、一人の兵士の死がもたらす家族の崩壊と人間の再生を描いた。外国映画の1位はロマン・ポランスキー監督のサスペンス「ゴーストライター」。その他の各賞では監督賞に園子温監督、主演女優賞に永作博美、主演男優賞に原田芳雄さんが選ばれるなどした。表彰式は2月4日、東京・銀座ブロッサムで。

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