吉永小百合 新作映画は湊かなえさん原案サスペンス

[ 2011年9月2日 04:14 ]

 東映は1日、女優の吉永小百合(66)が来秋以降に公開予定の映画「北のカナリアたち」で主演すると発表した。「顔」や「大鹿村騒動記」などを手掛けた阪本順治監督がメガホンを取る。

 作品は湊かなえさんの「往復書簡」の中の短編「二十年後の宿題」が原案。北海道・利尻島と礼文島を主な舞台に、吉永演じる女性教師と美しい歌声の教え子たちとの絆と、彼女が20年の時を経てある事故の真相に迫っていく姿を描くヒューマンサスペンス。

 共演者は調整中で、物語の要となる「天使の歌声」を持つ子役のオーディションを9月から10月にかけて実施する。今冬から撮影を始める予定。

 吉永は「雄大な風景の中での映画づくりに参加するうれしさに、胸がときめいています。観客の皆さまの胸に響く映画になりますよう、全力で取り組みます」とコメントしている。

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