竹内結子主演「はやぶさ」 史上初の“宇宙試写会”

[ 2011年7月28日 06:00 ]

映画「はやぶさ/HAYABUSA」を見る古川さんを地球から見守る(左から)しずちゃん、鶴見辰吾ら

 女優竹内結子(31)主演で、小惑星探査機の帰還を描いた映画「はやぶさ/HAYABUSA」(監督堤幸彦、10月1日公開)が27日、宇宙で試写された。劇場公開前の映画が宇宙で上映されるのは史上初。国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」に滞在中の宇宙飛行士・古川聡さん(47)が約9分のダイジェスト映像を観賞した。

 地球上空約400キロの無重力空間での試写。古川さんは船内実験室の壁から伸びたアームにノートパソコンを固定して映画を観賞。その様子は米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士が映像に収め、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の筑波宇宙センターに送られた。

 映画を食い入るように見た古川さんは「さまざまなものがリアルに再現されていて驚きました」と感想。99年に宇宙飛行士候補となり、日本人最長の待機期間となる12年4カ月の訓練を経て初飛行をかなえた苦労人。さまざまなトラブルに見舞われながら約7年をかけ帰還した「はやぶさ」に思い入れがあり「長年、目指していたISSで、はやぶさ映画を見られ感慨深く思います」と語った。

 映画は竹内演じるJAXA職員が、はやぶさプロジェクトを通して成長する姿を描く。“分身”が宇宙に飛び立った格好の出演陣は大喜び。技術者役の鶴見辰吾(46)は同センターのモニターで古川さんの様子を見守り「宇宙でのミッションを描いた物語を地上で作り、宇宙で見てもらう。不思議な体験」と興奮気味。ヒロインの上司役の西田敏行(63)は「古川さん、映像をご覧いただきましてありがとうございます」と感謝のコメントを寄せた。

 ボクシングでロンドン五輪を目指す姿が、映画のテーマ“あきらめない精神”に合うとしてサポーターに選ばれた「南海キャンディーズ」の山崎静代(32)も、同センターで試写の様子を見学。会話はできなかったが、古川さんから「ボクシングもあきらめない精神で頑張ってください。ネバーギブアップ」とエールを送られ「ありがとうございます」と笑顔。古川さんの印象を「予想以上に顔がかわいかった」と話して笑いを誘った。

 ≪衛星間通信システムで送信≫試写会は、古川さんがはやぶさファンであることを知った映画関係者が提案。JAXAの協力を得て実現した。今回使われた映像は映画製作者が編集し、堤監督の了承を得た約9分のダイジェスト版。同センターからNASAを経て、衛星間通信システムと呼ばれるデータ通信システムでノートパソコンに送信された。

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