福山雅治“父”児玉さんに捧げるギャラクシー賞

[ 2011年6月3日 06:00 ]

ギャラクシー賞のテレビ部門「個人賞」に輝き、トロフィーを受け取る福山雅治

 優れた放送に贈られる第48回ギャラクシー賞(放送批評懇談会主催)の贈賞式が2日、都内で行われた。テレビ部門の個人賞は福山雅治(42)が受賞。2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の坂本龍馬役での出演と、放送中のNHKドキュメンタリー「ホットスポット 最後の楽園」のナビゲーター役が評価された。

 黒いスーツで登場した福山。「この喜びは児玉清さんに伝えたいです」と、龍馬の父親・坂本八平を演じ、先月16日に死去した俳優・児玉清さん(享年77)の名前を挙げた。「龍馬のオファーを受けたとき、うじうじしていて決められなかった。そのとき“君しかいない”と言って、背中を押してくださった」と悼んだ。

 03年にドラマで共演して以来、プライベートでも交流。死去の2週間ほど前には病室に見舞いに訪れていた。先月20日、21日に営まれた通夜と葬儀は、地方でのコンサートのため欠席。公の場で児玉さんについてコメントするのは初めてで、受賞を“父親”に報告するように何度も天を仰いだ。

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2011年6月3日のニュース