「サンドウィッチマン」が岩手、福島に義援金届ける

[ 2011年6月3日 18:37 ]

福島県の内堀雅雄副知事(中央)に義援金を届け、ポーズを取るお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(左)と富沢たけし

 東日本大震災で被災した仙台市出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(36)と富沢たけし(37)が3日、特設口座や支援Tシャツの販売で集めた義援金を贈呈するため岩手、福島両県庁を訪れた。

 2人は岩手県庁で達増拓也知事に6000万円の小切手を渡した後、福島へ移動。内堀雅雄副知事に約5700万円の小切手を贈った。

 福島県郡山市に3年ほど住んでいたことがあるという伊達は「今一番大変なのは福島だと思う。全国からの思いを直接渡したかった」と話し、「東北魂」と書かれた支援Tシャツに袖を通した内堀副知事は「2人が一東北人として『支援しよう』と発信していただき、うれしかった」と感謝を伝えた。

 2人は義援金計約2億9000万円を集め、両県のほか青森、宮城、茨城、千葉の各県にも配分した。

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2011年6月3日のニュース