世界一受けたい!?「嵐」東京ドームでチャリティー授業

[ 2011年5月19日 06:00 ]

 「嵐」が東京ドームを学校の教室に見立てて、教師になってチャリティー授業イベントを行う。6月24~26日に5公演を開催。入場料(4000円)などの売り上げの一部を東日本大震災からの復興支援に充てる。

 当初は同じ日程で全国ツアーの開幕公演を計画していた。震災の影響による電力不足を考慮して、電力消費量の少ないイベントに変更。松本潤(27)は「(歌を歌う)ライブができなくても違った見せ方、楽しみ方ができないか考えた。いろんなことを考えるきっかけになる場にしたい」と趣旨を説明する。

 公演時間は90分を予定。グラウンド部分に教壇に見立てたステージを設置。そこでメンバー5人が交代で教師になり、それぞれが選んだテーマについて授業を行う。櫻井翔(29)は「会場が一体となって曲や物を作り上げるようなものにしたい」。5人が企画・取材した学校図書「ニッポンの嵐」が昨年、全国の小中高等学校などに8万冊以上寄贈され、大きな話題になった。これをもとに、日本各地の魅力や産業などを紹介する授業も検討されている。

 1公演で約4万5000人を動員。現段階では音響装置を使っての歌唱パフォーマンスの予定はない。作家の小山薫堂氏(46)がイベントの監修を担当する。

 また、7月24日から全国ツアーを行うことも発表。4年連続となる国立競技場公演を含む11公演で、計75万人を動員する予定。同6日には新作アルバム「Beautiful World」が発売される。松本は「今年ならではの風景が見えてくるツアーになれば」と意気込みを語った。

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2011年5月19日のニュース