爆笑問題 太田光「なかなか笑わせにくい状況にあるけど」

[ 2011年5月19日 06:55 ]

「絵本マボロシの鳥」刊行記念記者会見で被災地へエールを送った爆笑問題の太田光

 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(46)が18日、都内で自著「マボロシの鳥」の絵本版刊行記念記者会見を行い、東日本大震災の被災地へエールを送った。

 福島第1原発の事故は未だ収まらず、収束のめどもたっていないが「放射能の数字がベクレルとかあるけれど、よくわからない数字。人間って夢中になることがあったときに、そんな数字なんて当てにならないくらいの力が出せると思うんですよね」。その理由として「原子力が運動エネルギーを熱エネルギーに変えるというのであれば、それと同じような科学を人間のなかでも起こしているはずだから。人間が持っているエネルギーに勝てるものはないと思う、想像力は無限に広がっていくのだから」と持論を展開した。

 「僕もバラエティをやっていてなかなか笑わせにくい状況にあるけど、いつも通りに生きていて良かったって思えるようなものを作っていきたいし、これ(絵本)を福島の人たちも見て、いろんな想像を頭の中でしてほしいと思いますね」と力強く語った。

続きを表示

2011年5月19日のニュース