グラミー受賞したばかり コカイン取引のレゲエ歌手に有罪評決

[ 2011年2月23日 12:22 ]

米マイアミで行われたヒップホップの音楽賞授賞式に参加するブジュ・バントン被告=2003年10月

 米フロリダ州の連邦地裁陪審は22日、おとり捜査でコカイン取引の共謀罪に問われたジャマイカ出身のレゲエ歌手、ブジュ・バントン被告に有罪評決を下した。AP通信などが伝えた。

 同被告は、13日にロサンゼルスで発表された米音楽界最高の栄誉とされる第53回グラミー賞の最優秀レゲエアルバム賞を受賞している。

 報道によると、同被告は2009年12月、仲間2人と共謀し、おとりの密売人からコカイン数キロを13万5千ドル(約1100万円)で購入したなどとして起訴された。

 同被告は取引現場には居合わせず、弁護側は「大言癖のある」被告がおとり密売人に合わせて話をしたとして、関与を否定していた。

 昨年にリリースされた同被告のアルバム「ビフォア・ザ・ドーン」が最優秀レゲエアルバム賞を受賞した。(共同)

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2011年2月23日のニュース