“レディー・ガガ風”韓流4人組日本上陸!

[ 2011年2月23日 06:00 ]

 韓国のトップ女性グループ「2NE1(トゥエニィワン)」が今春、日本デビューする。現代女性をリアルに表現する音楽と、奇抜なド派手ファッションで各方面に影響を与えてきたカリスマ。韓国では09年のデビュー以降、音楽賞で計30冠を達成。米歌姫レディー・ガガ(24)を想起させるインパクトがあり、日本でも旋風を巻き起こしそうだ。

 メンバーはCL(19)、DARA(26)、BOM(26)、MINZY(17)の4人。グループ名は「21」と「New Evolution」を合わせ、「21世紀の新しい進化」の意味を込めている。韓国デビューするや、若い女性の支持を受けブレーク。昨年は「Mnetアジアミュージックアワード」で大賞となる年間アーティスト賞を受賞し、その名の通り進化を続けている。

 特徴は、前衛的な高い音楽性とファッション性。歌詞では、現代の強く、カッコいい女性の気持ちをリアルに表現。「あなたに私はもったいない存在」、「今さら泣いてすがらないで」などと、男性に媚(こ)びない歌詞が女性の共感を集めた。ヒップホップやR&Bに乗せ、挑発的で激しいダンスも他のグループとは一線を画している。

 ファッションシーンでも“2NE1現象”が止まらない。ビビッドな色使いで注目を集め、ハイカットシューズやバギーパンツを着こなし、男性のヒップホップファッションを女性に浸透させている。目の周りを黒く囲む「スモーキーメーク」も流行。DARAのチョンマゲのような髪形は人気ゲーム「マビノギ」のキャラクターにも取り入れられた。

 既に評判は米国にも届いており、トップR&Bグループ「ブラック・アイド・ピーズ」のウィル・アイ・アム(35)もとりこに。昨夏には米国に呼び寄せて一緒にレコーディングしたほど。全米デビューも内定している。

 日本ではエイベックスと契約。来月9日に日本語詞による「GO AWAY」を配信開始する。4人は日本語を猛勉強中。CLは幼少期に日本在住経験がある。“肉食系女子”がブームとなる現代の日本でも新たなトレンドを発信しそうだ。

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2011年2月23日のニュース