大使・小林幸子 さっそくアピール「日本のコメは世界一」

[ 2011年1月25日 17:45 ]

 農林水産省は25日、コメの消費拡大のため魅力をPRする「お米大使」として、歌手の小林幸子を任命する式典を行った。新潟県出身で自らもコメ作りをする小林は「日本のコメは安全で、世界一おいしい」とアピールした。

 お米大使は初の試みで、国内の農業再生に向けた政策の一環。鹿野道彦農相は「さまざまな面で情報発信してほしい。コメづくり農家にも元気を出していただきたい」と期待を表明した。

 小林は全国各地を回るコンサートなどで国民に呼び掛けていくほか、有力な輸出先として日本が売り込みを行っている中国への宣伝活動にも協力する。

 新潟県中越地震の被災地を支援するため、小林は長岡市の水田で2006年から稲作に取り組んでいる。幅広い世代で知名度が高いことから選ばれた。

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2011年1月25日のニュース