朝起きたまま…南野陽子 スケバン刑事改めモジャモジャ刑事?

[ 2011年1月1日 11:58 ]

ドラマで名コンビを演じる財前直美(左)と南野陽子

 4日からNHKの連続ドラマ「フェイク 京都美術事件絵巻」(全6回、火曜22・00~)がスタートする。

 主演の女優財前直美(44)が演じるのは、パリ帰りの鋭い美術品鑑定能力を持った大学非常勤講師・浦沢友。06年12月に第1子となる長男を出産した財前にとっては、連続ドラマは5年ぶりだ。
 珍妙な衣装とムーミンのミィをイメージしたしたというお団子ヘアに「チャームポイントはハイウエストのズボンにこのベルト。衣装を選びながら、段々役を作り上げていった」と自信を見せる。相棒の南野は「見物人と間違えて、目の前を通り過ぎてしまった」というほどのなり切りぶりだった。

 一方、役作りでパーマをかけたという、京都府警の敏腕刑事・白石亜子を演じる南野陽子(43)は「朝起きて1分でそのまま出られる髪形にした」とモジャモジャ頭に手をやった。神戸出身の南野だが、劇中の京都弁には苦労。「微妙な差で自分の知っている関西弁そのままではないので難しい。一生懸命CDを聞いて、勉強はしていくんですけど、本番はその時に感じた勢いでやっています」。

 京都を舞台に美術品を巡る難事件を解決していく美術ミステリー。新しいタイプの捜査官のコンビに制作統括のNHK大阪・安原裕人氏は「財前さんの魅力は瞳の力。美術品を見つめる“友”を一番絵にしないといけなかったので、美術品を見ている姿がきっと財前さんがぴったりだなと思った。南野さんはスケバン刑事を僕も見ていて、こういうキャリアウーマン的な刑事モノもいいじゃないかと思った」と話す。

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2011年1月1日のニュース