中村美律子 漫才が振り込め詐欺防止に一役!?

[ 2010年10月7日 20:45 ]

新曲『人生一度』などを熱唱する中村美律子

 デビュー25周年を迎え、同記念シングル「人生一度」(発売・キングレコード)がヒット中の演歌歌手・中村美律子(60)が7日、東京・品川区の品川区立総合区民会館「きゅりあん」で開かれた「品川区地域安全のつどい」に参加して振り込め詐欺防止PRとミニコンサートを行った。

 大崎・荏原・品川・大井警察署、大崎・荏原・品川・大井防犯協会の合同主催によって実施された同つどいに参加した中村は、約1000人の地域住民の人たちが詰めかける中、新曲をはじめ、「瞼の母」「河内おとこ節」など全6曲を熱唱。

 その中で、「私はいま東大阪に住んでいまして、一日警察署長は何回もやらせていただいていますが、東京では初めてです。振り込め詐欺、本当に多いですね。大阪は被害が一番少ないそうなんです。なんでかというと、ふだんの会話が漫才みたいで、ボケとツッコミが当たり前みたいなところがありますし、おばちゃんたちもようしゃべるから相手がひるんでしまうんじゃないでしょうか。何でもええから、たとえば『きのうお小遣いあげたやないの。それ、どないしたん』とか言ってみたりしたらいいと思うんですけれど。皆さんも振り込め詐欺にはくれぐれも気をつけください」と、振り込め詐欺防止を呼びかけた。

 振り込め詐欺にあったことは一度もないそうで、「もし来たらおもいっきり言うでしょうね、いろいろと。『あんた、何考えてんの』とか、『ここにおいで。いろいろ話をしよう』というようなことになるかもしれませんね」。

 新曲のほうも絶好調で、「この曲は、人生の応援歌として歌わせてもらっています。本当に気合いが入っていまして、特に今年は25周年という節目の年を迎えましたので、なおさら年末(NHK紅白歌合戦)を目指す思いが強いです」と話していた。

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2010年10月7日のニュース