つかさん原作舞台が開幕 筧利夫「祭りのつもりでやる」

[ 2010年8月7日 06:00 ]

故つかこうへいさん作の舞台「広島に原爆を落とす日」の初日を迎え、会見した左から演出の岡村俊一氏、山口紗弥加、筧利夫、仲間リサ

 肺がんで7月10日に死去した故つかこうへいさん(享年62)原作の舞台「広島に原爆を落とす日」が6日、東京・渋谷のbunkamuraシアターコクーンで開幕した。

 79年初演の作品で今回は最後に黙祷(とう)の場面が加わった。演出の岡村俊一氏は「8月6日に開演でもあり、見ていただいた後、家に帰っていろいろなことを感じていただければと思った」と語った。主演の筧利夫(47)は「僕はつかさんは死んでいないと思う。この劇場のどこかにいると思っている。つかこうへい祭りのつもりでやる」と語った。政府は6日の閣議で、つかさんに旭日小綬章を贈ることを決めた。

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2010年8月7日のニュース