山田監督が絶賛「勘三郎は歌舞伎界の寅さん」

[ 2010年7月12日 06:00 ]

「人情噺文七元結」のセットの前で会見した中村勘三郎(右)と脚本の山田洋次氏

 都心のビジネス街で興行する「赤坂大歌舞伎」が12日、東京都港区の赤坂ACTシアターで初日を迎える。

 歌舞伎俳優・中村勘三郎(55)が座頭で、同所での公演は2年ぶり。11日には「人情噺(ばなし)文七元結」の公開稽古が行われ、勘三郎と脚本に加筆した山田洋次監督(78)が会見。山田監督は「勘三郎さんは歌舞伎界の寅さんのよう」と演技を絶賛。故渥美清さんと交流があった勘三郎は照れ笑いを浮かべた。
 千秋楽の29日は、終演後に市川海老蔵(32)とフリーキャスターの小林麻央(27)の披露宴に参列。先日、2人の新居を訪れたとき、海老蔵がじゅうたんにコーラをこぼし、懸命に掃除する姿を目撃。「そんなことする男じゃなかったのに。すっかりまじめになった」と感心していた。

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