在阪民放5社も吉本に出資

[ 2010年3月30日 19:34 ]

 吉本興業(大阪市)の親会社で、今年6月に吉本興業と合併する投資会社クオンタム・エンターテイメント(東京)は30日、在阪民放5社などを引受先とした第三者割当増資を実施したと発表した。吉本興業とメディア各社の連携強化で、番組のコンテンツを充実させ、アジアなどへの事業展開を加速させる。

 株式の新たな引受先は、朝日放送や毎日放送、三井住友銀行、KDDIなど18社で、出資額は計約60億円。クオンタムには既に在京民放各社や電通などが出資しており、出資総額は約250億円となった。
 増資により、筆頭株主のフジ・メディア・ホールディングスなど在京民放5社による株式の保有比率は40・4%となる。

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2010年3月30日のニュース