矢島美容室 沖縄で吠えた!グランプリ獲る

[ 2010年3月25日 06:00 ]

矢島美容室の矢島親子がスリーショット(左からマーガレット、ナオミ、ストロベリー)

 「ラフ&ピース」がテーマの「第2回沖縄国際映画祭」が24日に開幕し、お笑いコンビ「とんねるず」&DJ OZMAがプロデュースした「矢島美容室 THE MOVIE」(中島信也監督、4月29日公開)主演の「矢島母娘」がレッドカーペットに登場した。石橋貴明にそっくりなストロベリー(自称12歳)は「グランプリを獲る」と宣言。ファンから惜しみない拍手が送られた。

 とんねるずとDJ OZMAがプロデュースした音楽ユニット「矢島美容室」のマーガレット、ナオミ、ストロベリーの矢島母娘が沖縄をジャックした。300メートルも続くレッドカーペットへの登場をアナウンスで告げると3万5000人のファンから大歓声。黒いスパンコールのセクシードレス姿で、沿道でも気軽にサインや握手に応じるなど好感度もうなぎ上りだった。
 今回は長編プログラム「ラフ部門」に出品された「矢島美容室 THE MOVIE」での参戦。米ネバダ州で美容室を経営する矢島家を飛び出した行方不明の父・徳次郎の謎に迫るというストーリー。木梨憲武にそっくりな母・マーガレットは「家族と愛と友情。いい映画になってるわよ」と太鼓判を押した。
 石橋貴明にうりふたつの次女・ストロベリーは、一般審査員と観客により決定する「観客賞グランプリ」に照準を合わせている様子。「ゼブラーマンには負けない。グランプリを獲る」と、同じく「ラフ部門」に出品の哀川翔主演「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」(三池崇史監督)に闘志むき出し。「3D眼鏡をかけなくてもいろんな物が飛び出して見える。変なモノを吸わなくても飛び出すわよ」と言いたい放題だった。
 「矢島美容室」は、07年にとんねるずのバラエティー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」にDJ OZMAがゲスト出演したことで意気投合。08年5月から新しいアーティストを手掛ける企画がスタートし、09年7月に誕生した。
 この日、沖縄国際映画祭で「矢島母娘」が一番目立ったのは確か。吉本興業が手掛ける一大イベントの波乱の幕開け!?となった。

続きを表示

2010年3月25日のニュース