「おは朝」卒業宮根アナ　ジウ姫と再ライブ約束

（右）宮根の韓国ライブにスペシャルゲストで登場したチェ・ジウ（上）熱唱する宮根誠司

　２６日の放送で２０年間出演したＡＢＣテレビの朝の情報番組「おはよう朝日です」（月～金曜前６・４５）を卒業するフリーアナウンサーの宮根誠司（４６）がこのほど、韓国・ソウルでファン感謝祭ツアーライブを開いた。２００５年に共演した縁でゲスト出演したチェ・ジウ（３４）に来阪を要請。年内にも大阪で再共演の可能性が出てきた。「宮根誠司最後のおは朝特番！？あとはよろしく浦川くんＳＰ」（２２日後４・５０）で放送される。

　背中が大きく開いた衣装で登場した「涙の女王」に、会場からは感嘆の声が上がった。イベントの主役である宮根も「キレイですね～」と絶賛。０５年にチェ・ジウが韓国で開いたコンサートで司会を務めて以来、５年ぶりの再会を喜んだ。
　２０年間出演したおは朝を支えてくれたファンに「恩返しを」と宮根が企画した韓国ツアー。関西から参加した約８５０人のために、宮根が「ぜひ近いうちに大阪に来ていただけますか」とチェ・ジウに来阪を要請。さらに「もう一度２人で大阪でやりますか？」とコンサートの開催も打診した。
　するとチェ・ジウも満面の笑みで「また助けていただけるなら」と、宮根が司会を務めることを条件に「ぜひ行ってみたいです」と快諾。５年前から「親近感を持っていた」と明かし、年内にも宮根と大阪で再共演する可能性が出てきた。
　また、このイベントのために番組出演者と結成したバンド「宮根誠司とグッドモーニンズ」のステージに会場は大興奮。「１カ月前から練習した」というギターの弾き語りを披露した宮根は「皆さまが幸せに過ごしてくださることを祈念して」長渕剛の「乾杯」など全４曲を熱唱した。
　終演後は「練習はきつかったが、バンドのみんなと連帯感ができて楽しかった」と、ほっとした様子。おは朝には別れを告げるがバンドは「定期的に活動する」と宣言した。韓国まで宮根の応援に駆けつけた、火曜日の番組で隔週のコーナーを担当しているタレントのＩＫＫＯ（４８）にも出演を依頼。「ＩＫＫＯさんをボーカルに迎えてジャズとかやりたいね」と意気込んだ。
　２９日の放送からは同局の浦川泰幸アナウンサー（３８）が司会を務めるが「これからは視聴者密着型の面白い番組になる」と期待。「長丁場になるので２、３年後に浦川アナのおは朝になれば」とエールを送っていた。