魔裟斗らは時間切れ…ノム&ラモス辛口2トップ

[ 2010年3月19日 06:00 ]

TBSの総合スポーツニュースSHOW「S1」制作発表会見に臨んだ前列左から村主章枝、ラモス瑠偉、野村克也、高橋尚子、後列左から枡田絵理奈、魔裟斗、初田啓介(敬称略)

 TBSの新スポーツニュース番組「S1」(4月3日スタート、土曜深夜0・30、日曜深夜0・00)の制作発表会見が18日、東京・赤坂の同局で行われ、コメンテーター陣が早くも持ち味を発揮した。プロ野球のペナントレース予想を行った楽天前監督の野村克也氏(74)はボヤきまくり、6月のサッカーW杯予想ではラモス瑠偉氏(53)が熱弁。キャスター初挑戦となる元K―1ファイターの魔裟斗(31)らは圧倒されっ放しだった。

 野村氏は冒頭で「特に楽天への目は厳しくなると思います。恨みも入っておりますから。解説、評論には感情を入れてはいけないんでしょうけれど、しょせん、未熟な人間ですから、感情は表に出ると思います。楽しみにしておいてください」とあいさつ。
 その言葉通り感情をムキ出しに、ノムさん節のオンパレード。かつて監督を務めた阪神へも手厳しい。米マリナーズから新加入した城島健司(33)について「アイツは野球はメジャー級でしょうけど、もうちょっと人間形成をやってもらいたい」とバッサリ。
 実は昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、城島の配球を批判。それを城島が「あの人は生涯で1点も取られなかったんですかね?」などと応戦したことが1年たっても心に引っ掛かっていた。「そういう言葉が返ってくる自体が、うぬぼれもいいかげんにせえ。人間的に問題があるんじゃないかと…。フン」とマイクを強く握りしめた。その上で阪神を「お世話になったのでここに入れましょう」と5位に置き、「球団にも相性があると思った。阪神は2度とごめんだね」。楽天についても「ここにしておくか」と悩みながら5位に置き、「全然自信はありませんが」とボヤきながら続けた。
 一方、ラモス氏も「このままでは3敗」と岡田JAPANにゲキ。その上で「まだ時間があるので、1勝1敗1分け。(1次リーグを)突破することを望んでいる。日本代表を愛している」とエール。2人のトークが熱く、約40分間の会見では魔裟斗や高橋尚子さん(37)、村主章枝(29)はあいさつの一言しか話せなかった。

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2010年3月19日のニュース