映画出演料…未払いにされていた2人の男

[ 2010年3月19日 16:12 ]

 昨年11月に全国公開された映画「なくもんか」をめぐり、俳優塚本高史やタレントのカンニング竹山らの出演料などが未払いだとして、所属事務所「サンミュージックプロダクション」(東京)が映画制作会社「ビーワイルド」(大阪市)に計約640万円の支払いを求めて東京地裁に提訴していたことが19日、分かった。

 ビーワイルド側は同日開かれた第1回口頭弁論で、請求をすべて受け入れる「認諾」の手続きを取り、訴訟は終結した。
 訴状によると、ビーワイルドは昨年2月ごろ、塚本が546万円、カンニング竹山が31万5000円で「なくもんか」に出演するといった内容でサンミュージック側と契約した。しかし、出演料の支払いについて、映画公開後も猶予を求めるなどして応じてこなかった、としている。
 「なくもんか」は宮藤官九郎の脚本で、東京の下町を舞台に、幼いころ生き別れた兄弟を描いた作品。

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2010年3月19日のニュース