エロ封印!沢村一樹“アウトロー刑事”に

[ 2010年2月4日 06:00 ]

 俳優の沢村一樹(42)が4月スタートの連続ドラマでワケあり刑事を演じる。堂場瞬一氏(46)の警察小説を原作とするテレビ朝日系「警視庁失踪(しっそう)人捜査課」(金曜後9・00)で、娘が失踪事件の被害者となった過去を持ちながら、失踪人を追う部署に所属するという役どころ。同僚の女性刑事役はプロ・アマ問わず、オーディションで選ぶ。

 原作は警察小説の名手・堂場氏の「警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ」(中公文庫刊)。これまでのシリーズ3作の累計が30万部の人気作品で、初のドラマ化となる。
 沢村が演じるのは、以前は警視庁捜査1課の敏腕刑事だったものの、娘が行方不明になって以来、やさぐれ気味の人生を送っているアウトローな刑事・高城賢吾。警視庁失踪人捜査課に異動後も心の奥底に深い苦しみをたたえる一方、刑事としてのプライドを秘めており、危険を顧みずに事件に飛び込んでいくキャラクターだ。失踪人捜査を通して、事件の裏に隠された人間模様を描くヒューマンサスペンスドラマとなる。
 沢村はNHK「サラリーマンNEO」のセクスィー部長やエロキャラのトークでも活躍しているが、昨年10月クールのTBS「浅見光彦~最終章~」で連続ドラマ初主演を果たすなど、俳優としてもキャリアをアップさせている。
 「原作を読んでいても、“僕は(高城のように)一生懸命仕事しているかな…”と考えさせられることが多々ありました。そんな高城の姿を見て視聴者の方が励まされるような作品になればいいなと思っています」と意欲満々だ。
 今回のドラマで注目されるのは、高城の“相棒”となる警視庁失踪人捜査課、唯一の女性刑事・明神愛美役をオーディションで探すこと。高城のやり方に反発しながらも次第に理解するようになる役どころだ。最終選考に参加する可能性もある沢村は「みんなの目を引き付けるような強烈なエネルギーをもった女優さんが現場に来てくれるのがとても楽しみです!」とコメントしている。

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2010年2月4日のニュース