惜しまれつつ宝塚を去った娘役トップが女優デビュー

[ 2010年2月4日 09:16 ]

 元宝塚星組娘役トップスター・遠野あすか(31)が4日、東京・明治座で開幕する「天璋院篤姫」の皇女和宮役で女優デビューを果たす。清楚(せいそ)な美ぼうと豊かな歌唱力で人気があった遠野だが、惜しまれながら昨年4月に宝塚歌劇団を退団、半年間の休養を経ていよいよ始動だ。

 「天璋院篤姫」はNHKの大河ドラマと同じ宮尾登美子原作の舞台化。篤姫には内山理名(28)が扮し遠野は和宮役。「舞台の和宮はドラマよりもっと現代的な女性に描かれていてしゅうとめの篤姫に積極的に向かっていきます。宝塚ではできない強い女性の役」。西岡徳馬や今拓哉といった男性陣との競演など初めてづくしで「とても新鮮」と初体験の感想。所属事務所も宝塚OGの王道「東宝芸能」に決まり、このあと本格的な女優業に進出することになりそうだ。

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2010年2月4日のニュース