さんまもお気に入り!鈴木アナが朝の顔に

[ 2010年1月18日 06:00 ]

 NHK朝の顔に明石家さんま(54)お気に入りの女性が起用される。癒やしの笑顔が人気の鈴木奈穂子アナウンサー(27)で、今春から「NHKニュース おはよう日本」(月~金曜前4・30)の司会を担当する。民放の企画でさんまから“好きな女性”に指名された美人アナが、入局7年目で飛躍の時を迎えた。

 さんまから“好きな女性”として指名されたのが、前任地・松山時代の06年。フジテレビ「26時間テレビ」の“好きな女性”をランキング形式で発表する企画の5位で紹介され、話題を呼んだ。それから4年。全国区のアナウンサーになるチャンスが訪れた。
 「おはよう日本」は現在、平日の午前4時半から同8時13分で放送中。今春から同8時までとなり13分短縮される予定だが、癒やしの笑顔で親しまれる鈴木アナを“番組の顔”として起用し視聴者にアピールしたい考え。阿部渉アナウンサー(42)とコンビで司会を務める見込みだ。
 同番組は、歴代司会者に有働由美子(40)武内陶子(44)高橋美鈴(38)各アナウンサーらが名を連ねているように看板アナの“登竜門”。番組制作に携わる報道局の幹部は「さわやかで視聴者の人気も非常に高い。アナウンス技術もしっかりしており、大きな期待を込めて抜てきした」と説明する。
 鈴木アナは08年3月から東京に異動し、宣伝番組「もうすぐ8時プレマップ」(現在は“もうすぐ9時プレマップ”)とニュース情報番組「首都圏ネットワーク」を担当。東京異動1年目で生番組の司会を2本務めるのはNHKアナで初めてだった。
 視聴者からは「鈴木アナの笑顔を見ると“よし、もう少し頑張ろう!”と元気が出ます」などの声が寄せられ、特に「もうすぐ8時プレマップ」は2分間の宣伝番組ながら前番組「クローズアップ現代」の視聴率を上回ることも。局内では、この要因に鈴木アナの存在を挙げる声が多く、数字の取れるアナとして評価を高めていた。久保純子アナ(37)のフリー転向から6年。NHK待望のアイドルアナ誕生の日も近そうだ。
 ◆鈴木 奈穂子(すずき・なおこ)1982年(昭57)1月29日、横浜市出身。法政大学社会学部卒業後、04年に入局。高松、松山放送局に約2年ずつ勤務。両局で地上デジタル放送推進大使を務めた。高校時代にはバトン部に所属。趣味はバレエ観賞など。

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2010年1月18日のニュース