聞く人に一番耳に残るようなメロディを

[ 2009年12月25日 06:00 ]

breath of Minorityのkohey

 作曲はギターのkoheyが担当。「音楽をやるために生まれてきた」ととぼけるが、実は無気力な日々に悩んでいた中学生時代に、ふと手にしたギターが運命を変えた。その分、音楽に関してのこだわりはメンバーでも指折り。

 「R&B、ロックを完全に解釈している人は正直あんまりいない。聞いているお客さんに一番伝えたい部分、耳に届くようなものを」という意味でサビには神経をすり減らしている。そのサビに関しては、ポップでキャッチーなメロディラインを心がけており、「曲が頭の中で浮かんだら、鼻歌を歌って携帯電話のレコーダーですぐ録音して、コードをのせる」。

 「歌唱力がひどいので、聞いたときにはなんだから分からないものも多い」と笑うが、「それでわからないのはその程度のメロディだったんだと思う」と決して妥協はしない。満足いくものを生み出すまでは、納得いくまでやり直すということなのだろう。

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2009年12月25日のニュース