沖縄民謡の代表的歌手、喜納昌永氏が死去

[ 2009年12月25日 06:00 ]

 沖縄民謡を代表する歌手として活躍、普及活動にも尽力した喜納昌永(きな・しょうえい)氏が24日午前2時59分、梨状陥凹(りじょうかんおう)がんのため沖縄県西原町の病院で死去した。88歳。

 沖縄県出身。葬儀・告別式は27日午後2時から沖縄県浦添市伊奈武瀬1の7の1、いなんせ会館で。喪主は妻千代(ちよ)さん。
 「花」などの楽曲で知られるミュージシャンで、民主党参院議員の昌吉氏は四男。
 戦後の沖縄民謡の草分け的存在。伝統楽器の三線の速弾きを得意とし、楽譜集の正調琉球民謡工工四(くんくんし)の作成や、民謡の後継者育成にも長年取り組んだ。

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2009年12月25日のニュース