訴訟続きで…イ・ビョンホン「どん底」

[ 2009年12月18日 06:00 ]

<韓流フォーカード>シャンパンで乾杯する(左から)ウォンビン、イ・ビョンホン、ソン・スンホン、チャン・ドンゴン

 イ・ビョンホン(39)、チャン・ドンゴン(37)、ソン・スンホン(33)、ウォンビン(32)の韓国俳優4人が17日、東京ドームで共演公演を行った。

 イは元交際相手の女性(22)から婚約不履行で損害賠償を求める民事訴訟を起こされた後、女性らを名誉棄損で訴えており、言動が注目されていた。「数時間前に韓国でドラマの撮影が終わったばかり」とハードスケジュールを明かした後、「来る前の僕は肉体的にも精神的にもどん底にあったような気持ちでしたが、皆さんを見て力をもらった」と少し目を潤ませ、女性客の声援を浴びた。
 「奇跡が揃(そろ)った。韓流フォーカード」と題した公演。当初、午後0時半開演予定だった「昼の部」はイの会場入りが遅れ、30分遅れでスタート。韓国KBSで同日夜最終回を迎えたドラマ「アイリス」(日本では来年春にTBSで放送)の収録が伸び、16日の最終便に搭乗できず、17日午前4時出発予定だったチャーター便も故障で飛べなくなり、会場入りしたのは正午ごろだった。訴訟についての発言はなく、笑顔で公演を終えた。

 <頑張って!ファンがエール>公演は昼夜2公演で中年女性客を中心に延べ6万人以上が入場。イについて、世田谷区の女性(55)は「“肉体的にも精神的にもどん底だった”という話で凄く気持ちが伝わった」。板橋区の女性(73)は「間に合って来てくれてよかった。訴訟の話は別にしなくてもいい。頑張ってほしい」とエール。80歳の女性は「私はヨン様のファンだけど、きょうのイ・ビョンホンは頑張っていて良かった」と語った。

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2009年12月18日のニュース