豪華キャストで文豪短編小説を映像化

[ 2009年12月14日 06:00 ]

短編映像集「Bungo-日本文学シネマ-」で谷崎潤一郎「冨美子の足」に出演する加藤ローサ

 太宰治ら文豪の短編小説を映像化する「Bungo―日本文学シネマ―」が制作される。全6編を各30分で描く。

 太宰の「黄金風景」に向井理(27)と優香(29)、「グッド・バイ」には山崎まさよし(37)と水川あさみ(26)が出演。梶井基次郎の「檸檬」に佐藤隆太(29)、芥川龍之介の「魔術」に塚本高史(27)、森鴎外の「高瀬舟」に成宮寛貴(27)、谷崎潤一郎の「冨美子の足」では加藤ローサ(24)が演じる。来年春、TBSで放送。同夏には劇場公開される。10年は「国民読書年」で、制作側は「短編は私的小説的要素が強いので、作家の素の部分に触れてほしい」としている。

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2009年12月14日のニュース