団十郎も陳情…子どもの舞台鑑賞再検討

[ 2009年12月14日 13:02 ]

民主党の高嶋良充筆頭副幹事長(右)に要望書を提出する歌舞伎俳優の市川団十郎(左)

 歌舞伎俳優の市川団十郎が14日、国会内の民主党幹事長室を訪れ、政府の行政刷新会議による事業仕分けで「縮減」と判定された「子どものための優れた舞台芸術体験事業」に関し「伝統芸術や文化は日本の顔だ」と再検討を要望した。

 団十郎は日本舞踊協会理事として訪問。「子どもの豊かな心をはぐくむには経済効率とは異なる視点が必要」との要望書を高嶋良充筆頭副幹事長に手渡した。
 団十郎は記者団に「子どもが日本の文化に触れることを通して新しい顔になってもらわなきゃならない。事業仕分けで透明性が確保されたのはいいが、考えていただかなければならない部分がある」と苦言を呈した。

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2009年12月14日のニュース