石原軍団 期待の若手「初めてに”恐れ”はない」

[ 2009年11月11日 17:16 ]

舞台初挑戦に意欲を見せる金児憲史(左)と宮下裕治

 石原軍団の若手、金児憲史と宮下裕治の2人が舞台に初挑戦する「友情~秋桜のバラード~」の製作発表が11日、東京・千代田区の主婦会館プラザエフで行われた。

 白血病の少女とクラスメートの絆を描く物語で、2人は担任の教師・野本信吾役をリレーで演じる。ヒロインの少女を初め、クラスメート全員が丸刈りになって演じるのが話題で、1999年の初演から11年続いている人気作品。2人は「舞台は初ですが、初めてだということへの"恐れ"はない。自分の成長していく姿を見ていただければ」(金児)、「"生きる"とは何か、"友情"とは何かを考えながら、全員にぶつかっていくつもりで、熱い思いをつなげていきたい」(宮下)と抱負を語った。
 今回は、担任教師、ヒロインの母親役など、"大人の役"は4組のリレー上演となる。ヒロインの母親役を演じる沢田亜矢子は、自分の長女(24)が最近、脳腫瘍の摘出手術を受けたというエピソードを明かしながら、「"大事なものを失いたくない"という思い、母親の強さと弱さを心から演じさせていただければ」と話した。ほかに赤井英和、浅茅陽子、かとうかず子らが出演。
 元「X JAPAN」のTOSHIの「大切なもの」が、この舞台にイメージソングとして提供されたのも話題。上演は2010年1月5日から同2月28日まで、東京・銀座博品館で。同5月以降、全国公演の予定。
 問い合わせはドラマ・ステーションJAPAN(電)03(5427)1887。

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2009年11月11日のニュース