こども店長が歌手デビュー「猫の気持ちで歌う」

[ 2009年9月1日 19:20 ]

「かつおぶしだよ人生は」で歌手デビューした俳優・加藤清史郎

 人気名子役・加藤清史郎が歌手デビュー。NHK大河ドラマ「天地人」=樋口与六(主人公・直江兼続の幼少時代)役=やトヨタ自動車のTV―CM「こども店長」などで人気を集めている俳優・加藤清史郎(8=かとう・せいしろう)が、今月2日にEMIミュージック・ジャパンからCDシングル「かつおぶしだよ人生は」(詞・高田ひろお、曲・佐瀬寿一)=「NHKみんなのうた」8~9月放送=で歌手デビューすることになり1日、東京・渋谷区の109スクエアでデビューイベントを行った。

 同曲は、1975年12月に発売され、大ヒットした「およげ!たいやきくん」(歌・子門真人)を作詞した高田ひろおさんと作曲の佐瀬寿一さんのコンビによって書き下ろされた楽曲で、「猫に生まれてよかったよ~」と、猫目線で人間社会を風刺した演歌作品だ。

 109前の特設野外ステージ前には約1000人のファンや通行人が詰めかけ、和服姿の加藤が登場すると、「可愛い~!」という声があちこちからわき起こる中、デビュー曲を熱唱し、最後に右手の拳を振り上げる決めポーズも披露した。

 8歳とは思えない堂々とした歌いっぷりに観客たちは釘付けになり、デビューイベントは大盛況だった。

 その中で「お外で歌うのは(今日が)初めてです。ちょっと緊張しましたが、たくさんの人が見に来てくれて、うれしかったです。この曲は、猫の気持ちになって歌っています。歌手デビューの話がきたときは、ぜひ歌いたいなと思いました。僕は、ふだんはミスターチルドレンの『HANABI』やコブクロの「桜」、グリーンの『キセキ』、それにアニメなどが好きで歌っていますが、演歌もいいですね。この『かつおぶしだよ人生は』は、いろんな人たちに聴いてほしいです」と話していた。

 また、歌い終わってから「点数をつけるとしたら何点?」という質問に「80点」と答え、「年末の紅白には出てみたいですか?」という質問には「もし出られたらうれしいです」と答えた。
 この日は、東京ドームシティ・ラクーアガーデンステージでもCD発売記念イベントを開き、大忙しだった。

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2009年9月1日のニュース