金策にほん走?…押尾被告28日目の保釈、謝罪

[ 2009年9月1日 06:00 ]

関係者に付き添われ、三田署を出た押尾学被告は報道陣に向かって謝罪

 合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬取締法違反(使用)の罪で起訴された俳優押尾学被告(31)が31日、弁護人を通じて保釈保証金400万円を納付し、保釈された。逮捕から28日。拘置先の警視庁三田署を出た押尾被告は報道陣のカメラに向かい「ご迷惑をお掛けしまして申し訳ございませんでした」と謝罪し、頭を下げた。その後、車で都内を4時間以上も走り回り、報道陣の追跡取材を振り切った。

 押尾被告が8月3日の逮捕以来、初めて報道陣の前に姿を見せたのは午後6時10分すぎ。台風11号による強い風雨の中、カメラのフラッシュを浴び「このたびはご迷惑をお掛けしまして申し訳ございませんでした」と述べ、腰を折って4秒間頭を下げた。
 黒いTシャツの上にチェックのシャツ、頭髪はこざっぱりと刈りそろえ、逮捕前のワイルドなイメージはない。取材陣から「なぜ現場から逃げた?」「亡くなった女性について一言」と質問が飛ぶと、にらみつけるような視線を向け、何も答えず、さらに2度頭を下げた。そして、迎えのワンボックスカーに弁護人ら3人と乗り込んだ。

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2009年9月1日のニュース