3日かかった押尾被告、保釈金集まらず 立て替えたのは…

[ 2009年9月1日 07:17 ]

 俳優押尾学被告(31)の保釈は弁護人が26日付で請求し、東京地裁が28日に認める決定を出した。東京地検は不服として準抗告を申し立てたが、地裁は棄却。決定から3日かかったのは「保釈保証金400万円がすぐに集まらなかった」(関係者)ため。東京地裁に納付されたのは、この日午後4時すぎだった。

 資金難だった押尾被告に代わって用立てたのは、数年前から親交のある実業家とそのグループ企業の関係者とみられる。押尾被告とは仕事もしており、公私にわたって関係が深かったことから力を貸したようだ。
 この関係者は本紙の取材に、親しい仲を認めた上で「(保釈保証金について)それはお答えできない」と説明。弁護団3人を用意したとみられることにも「お答えできない」と話したが、いずれも否定はしなかった。
 逮捕後の7日に妻で女優の矢田亜希子(30)と離婚しているため、東京都多摩市のマンションに住む父親が身元引受人になった。ただ、保釈中の滞在先は近隣住民のことなどを考え、父親と実業家の関係者らが相談して別の場所に決めたという。

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2009年9月1日のニュース