大原麗子さんしめやかに密葬…死因明らかに

[ 2009年8月9日 06:00 ]

1階リビングに設けられた祭壇には、若かりし頃のお気に入りの写真が飾られた

 3日に東京都世田谷区の自宅で病死していた女優・大原麗子さん(享年62)の密葬が8日、自宅で営まれた。7日に都内の斎場でだびに付され、同日中に北区の母・俊子さん(92)宅で仮通夜が営まれたが、遺骨は8日午前11時、実弟の政光さん(60)の車で自宅に到着。政光さんは死因が「不整脈による内出血」だったことを明かした。

 密葬には遺族のほか、生前親交があった美空ひばりさんの長男でひばりプロダクション社長の加藤和也氏(37)、友人らが参列。祭壇は1階リビングに設けられ、遺骨はお気に入りだった鏡台の上に安置された。その周囲には大原さんの写真9点、好きだった絵画4点が飾られ、鏡台前には、1988年にひばりさんから贈られ「宝物のように大切にしていた」(政光さん)ディレクターズチェアが置かれた。
 俊子さんは高齢のため欠席。愛娘の死を7日朝、政光さんから伝えられた俊子さんは斎場で「“早く死にたい人間(俊子さん)が死なないで、なぜ(娘が)逝っちゃうのかねえ”とつぶやいていた」という。
 一方、女優の森光子(89)、浅丘ルリ子(69)らからは供花、俳優の高倉健(78)からは弔電が届いた。後日、「お別れの会」が開かれる予定。

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2009年8月9日のニュース