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【02年8月7日】長嶋邸に刃物男!きちんと「セコムしてますか?」

[ 2009年8月7日 06:00 ]

 東京・田園調布の高級住宅街。男が包丁を持って押し入ったのは“ミスター・ジャイアンツ”こと長嶋茂雄氏(66)の自宅だった。男は公道に面した車庫を通り抜け、庭側の勝手口から侵入。お手伝いの女性(67)と鉢合わせになるや刃渡り17センチの包丁を突き付け「(ミスターの長女)三奈と写真を撮らせろ!いないのか!」などと脅した。

 だが、あいにく三奈は不在。男を逆上させないよう機転をきかせたお手伝いの女性は「だんなさんならいます」と返答。2階にいたミスターに「一緒に写真を撮ってあげてください」と声を掛けた。これに驚いたのは男の方だった。

 あこがれミスターが自分に会ってくれる…それを聞いて「頭が真っ白になってしまった」のだという。どうしていいのか分からなくなり、その場から一目散に逃走。それから約10分後、現場近くの路上を歩いているところを田園調布署員に発見され、住居侵入、銃刀法違反、強要未遂の現行犯で逮捕された。逃走中に捨てた黒いバッグには包丁や使い捨てカメラが入っていた。

 この日夜、自宅近くの公園で長嶋氏が開いた即席会見はさながら監督への勝利後インタビューのようだった。

 「来る者は拒まずですから、よくファンの方が自宅に来る。短パン姿では失礼なのでYシャツと長ズボンに着替えて1階に降りたら(男は)もういませんでした」(長嶋氏)。

 大事件にも取り乱す様子はなく、あっけらかんとした口調。以前も庭園に勝手に入られたり、花を持っていかれたりしたことを明かした上で「普通のお客さんだったら、普通の対応で終わっていたんでしょうけどね。刃物を持っていたがために110番したということですね」。事件発生からわずか15分でスピード解決したことには「4、5分でパトカーが2、3台家の前に集結して、所轄の署長をはじめ、非常にチームプレーでね、不法侵入してから十数分のうちに検挙したと」と大絶賛だった。

 だが、自らがCMで「セコムしてますか?」と宣伝していただけに、報道陣から「セコムしてたんですよね?」と突っ込まれると、しばしの沈黙。自宅は最新の防犯システムを備えていたが、当日はスイッチを切っていて、セキュリティーが作動しなかったとのこと。これにはミスターも「脇が甘かった」と反省するしかなかった。

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2009年8月7日のニュース