のりピー裁判員PR映画に主演…困惑の裁判所関係者

[ 2009年8月7日 13:32 ]

酒井法子容疑者(上)が出演した裁判員制度広報用映画「審理」のポスター(最高裁のホームページから)

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 警視庁が7日に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕状を取った女優酒井法子容疑者(38)は、最高裁が手掛けた裁判員制度のPR映画「審理」で、主役として裁判員を演じた。くしくも東京地裁で開かれていた全国初の裁判員裁判が前日に終わったばかり。最高裁は表向き「現時点では、具体的な対応は決めていない」としているが、関係者は困惑気味だ。
 「審理」は、最高裁が企画・制作したPR映画の第3弾。昨年完成し、DVD約19万1000本は全国の各地裁や法務省などに配布。制度を紹介するホームページでも見られる。時間は60分。映画のポスターを張っている関係先もあり、回収される事態も考えられるという。
 酒井容疑者は、殺人罪に問われた被告が正当防衛を主張する事件の審理に参加する裁判員役。
 昨年3月の完成試写会後の記者会見では「選ばれたらどうしようという気持ちは正直あると思うが、結論を1人ではなくみんなで出していく、とてもいい制度。もし選ばれたら、時間をつくってぜひ参加したい」と語っていた。

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2009年8月7日のニュース