スピルバーグらがキング牧師の伝記映画製作へ

[ 2009年5月20日 11:32 ]

 米映画製作会社ドリームワークスは19日、公民権運動の黒人指導者マーチン・ルーサー・キング牧師の伝記映画を製作する構想を発表した。同社を設立した1人であるスティーブン・スピルバーグ監督らがプロデューサーになるという。

 ドリームワークスは、1968年に暗殺されたキング牧師が残した演説集や書籍などの権利を管理する遺族の団体から、これらの使用権を取得した。遺族の団体が公認する初めての劇場映画になるとしている。製作開始時期は未定。
 しかしAP通信によると、キング牧師の遺産をめぐっては遺族間で争いがあり、娘のバーニスさんは今回の権利譲渡を批判。今後トラブルが起きる可能性もある。
 スピルバーグ監督は「映画の創造力とキング牧師の人生のインパクトを合体させて力強い物語にしたい」としている。(共同)

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2009年5月20日のニュース