上地雄輔 史上初の3曲同時トップ10入り

[ 2009年3月17日 06:00 ]

 WBC2次ラウンド初戦のキューバ戦で快投した松坂大輔(28)に負けじと、横浜高校の先輩でタレントの上地雄輔(29)も音楽界で快挙を達成した。初ソロCD「ひまわり」の収録曲3曲が、最大手の音楽配信サイト「レコチョク」の着うたフルチャートで史上初めて同時トップ10入り。23日付オリコンチャートにも2位で初登場することが確定し「マツも頑張っているし、僕も頑張ります」と話している。

 ストレート、スライダー、カットボール…と持ち球がさえ渡った松坂と同様、上地も“持ち歌”すべてで好結果を出した。「ひまわり」は3曲入りで、「遊助」名義で今月11日に発売。携帯電話の「着うたフル」の配信は14日にスタートし、翌15日付デイリーチャートで同名曲が1位、カップリングの「さくら物語」が5位、「そよ風」は6位を記録。3曲同時にトップ10入りするのは史上初めてとなった。
 16日の集計分では「さくら物語」が6位、「そよ風」が10位と記録を下げたものの2日連続で同時チャートイン。関係者は「着うたフルは安価な着うたとは違ってシングルの表題曲が上位になるのが通例。カップリング曲がトップ10入りすることも珍しく、それが2曲となれば驚異的な記録」と指摘。レコチョクは詳細なデータを非公開としているが、「ひまわり」の1日当たりのダウンロード数はGReeeeNのヒット曲「キセキ」に続く史上2位だという。
 一方、オリコンチャートはKAT―TUNの「RESCUE」に次いで2位。集計期間15日までに21万9000枚を売り上げた。CD発売日からチャートに初登場する間の初動売り上げ枚数では、今年のソロ歌手記録としては浜崎あゆみ(30)の「Rule/Sparkle」(9万5000枚)を上回り最多。「みんなに少しでも笑顔になってほしくて作った作品ですが、逆にみんなから笑顔をもらった気がします」と喜びのコメントを寄せた。
 松坂とは横浜高校時代はバッテリーを組んだ間柄。1月28日に収録され、今月14日に放送されたフジテレビ「上地雄輔ひまわり物語」で対談し、WBCに向けてエールも送っていた。この日は「キューバ戦はテレビで見て応援してました。マツも頑張っているし、僕も頑張ります」と、後輩の活躍に気持ちを奮い立たせた。

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2009年3月17日のニュース