吉本興業 ダウンタウン育ての親が新社長に

[ 2009年3月17日 06:00 ]

 吉本興業は16日、大崎洋副社長(55)が社長に昇格、吉野伊佐男社長(66)は代表権のある会長に就くトップ人事を発表した。4月1日付。吉野社長の在任期間が4年を経過したのを機に若返りを図る。同社は「経営体制を強化するため、経営の執行と、対外的な折衝の役割を分担する」と説明。大崎氏はテレビ番組の制作やタレントのマネジメントなど主力の制作部門を中心に担当し、制作・営業統括本部本部長も務めた。「ダウンタウン」を無名時代から担当、東京への進出を後押しして育てた。吉野氏は05年1月の林裕章会長死去に伴い、空席だった社長に就任した。

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2009年3月17日のニュース