巨額遺産目当てか 急死モデルの元恋人らを訴追

[ 2009年3月14日 11:23 ]

 2007年2月に急死した米国の元有名モデル、アンナ・ニコル・スミスさん=当時(39)=に関連して、米カリフォルニア州司法当局は13日、スミスさんに生前、過剰に薬物を投与していたなどとして、共謀容疑で元恋人の弁護士と医師2人を訴追した。

 訴追状によると、元恋人ら3人は共謀して04年から07年にかけ、正当な医療目的がないのに、鎮静剤や抗うつ剤など数千錠をスミスさんに処方、投与するなどした。
 スミスさんの死因は薬物の過剰摂取だったとされる。スミスさんには石油王だった元夫の巨額遺産を相続する権利があり、他の遺族が遺産をめぐって訴訟を起こしたり、死後、この元恋人の弁護士ら複数の男性がスミスさんの娘の父親として名乗り出たりして話題となった。(共同)

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2009年3月14日のニュース