ペギー葉山「学生時代」青春の地に歌碑建設へ

[ 2009年3月14日 06:00 ]

 歌手ペギー葉山(75)の1964年の大ヒット曲「学生時代」(作詞作曲、平岡精二)の歌碑が母校・青山学院(東京都渋谷区)に建つことになった。創立135周年を記念したもので、応援団OBが応援歌「カレッジソング」の歌碑を建てたことはあるが、同校による歌碑建立は初めて。18日に除幕式を行う。

 ペギーは女子高等部(現青山学院高等部)時代から米進駐軍キャンプで歌い始め、高校卒業後の52年にデビュー。つたの絡まるチャペルで――で始まる同曲はペギー自身の青学時代が描かれ、64年12月に発売。日本中が東京五輪の余韻に浸っていたころで、高度成長期を支えたサラリーマンや団塊世代の学生が歌声喫茶などで歌い、100万枚を売り上げた。歌に出るそのチャペルで俳優の根上淳(故人)と挙式したペギー。「青春のたくさんの思い出がつまった歌。とてもうれしい」と感激。同校広報部は「第2の校歌である“学生時代”を今後も歌い継いでもらいたい」としている。

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2009年3月14日のニュース