カーネル人形を返還、新しい眼鏡もプレゼント

[ 2009年3月14日 06:00 ]

大阪市役所で行われたカーネル・サンダース人形の引渡しで記念撮影するタレントの松村邦洋(左)と日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社代表取締役執行役員社長・渡辺正夫氏

 大阪・道頓堀川で見つかった「日本ケンタッキー・フライド・チキン」のカーネル・サンダース人形が13日、平松邦夫大阪市長から約24年ぶりに所有者の同社の渡辺正夫社長に引き渡された。

 阪神タイガースが1985年にセ・リーグ優勝した際に、ファンが人形を川に投げ込んだ。阪神電鉄は「甲子園球場に頂きたい」と要請、日本ケンタッキー側も応じる意向。渡辺社長によると、米大リーグ球団からも獲得の申し入れがあったといい、「みなさんに喜んでいただける形を検討したい」と話した。
 一方、眼鏡生産の盛んな福井県鯖江市はこの日までに、行方不明になっている眼鏡を寄贈することを決めた。同社広報室は「ありがたい。24年ぶりに世間を見るとびっくりするかも」と期待を膨らませている。

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