3日すぎても夢の中…「おくりびと」の滝田監督が帰国

[ 2009年2月26日 17:24 ]

米アカデミー賞外国語映画賞を受賞、帰国し笑顔を見せる「おくりびと」の滝田洋二郎監督(右)

 「おくりびと」で第81回米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した滝田洋二郎監督が26日午後、ロサンゼルスから成田空港に帰国した。

 授賞式から3日たつが、滝田監督は報道陣に「ずっと夢の中の気持ち。東京からの新聞の写真でしか見ていないので実感はわいていない」と笑みをみせた。
 次回作については「新しい映画の夢はまだみていない。じわりじわりと出てくれると思う」と語った上で「日本の皆さんのおかげでオスカーを取れた。これからも頑張ります」と感謝の言葉を口にした。
 受賞により「おくりびと」の人気が再び高まったことについて「一番うれしいです。公開後20週以上たったが(ベストテンに)再ランクインしたらしいので感無量です」と話した。
 受賞会場のレッドカーペットの感想を聞かれると「フワフワして気持ちが良かった」と振り返った。

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2009年2月26日のニュース