水森かおり「輪島朝市」の舞台で「安芸の宮島」披露

[ 2009年2月26日 21:50 ]

満員のファンを前に昨年の紅白で着た衣装で熱唱する水森かおり

 昨年4月2日発売の最新シングル「輪島朝市」(徳間ジャパン)の大ヒットで「オリコ

ン」初登場5作連続TOP10入りを達成し、「NHK紅白歌合戦」に6年連続出場を果
たした人気演歌歌手・水森かおり(35)が26日、同曲の舞台、石川県輪島市の輪島市
文化会館大ホールで大ヒット御礼コンサートを開いた。
 「『輪島朝市』では、この1年間、輪島の皆さんに大変お世話になりました。きょうのステージは、1年間、応援してよかったと輪島の皆さんに思っていただけるよう、最後ま
で感謝の気持ちを込めて歌わせていただきます」
 会場は、約1200人のファン(昼夜で2400人)で満席の中、「お帰り~!」とい
う客席からの声援に水森は「ただいま~!」と笑顔で応えながら「輪島朝市」をはじめ、「鳥取砂丘」「釧路湿原」「五能線」「熊野古道」「ひとり薩摩路」、それに「鳥取砂丘」の大ヒットへの足掛かりとなった「東尋坊」など全17曲を熱唱。
 また、次のニュー・シングルが「安芸の宮島」(詞・仁井谷俊也、曲・弦哲也)という
タイトルで4月1日に発売されることに決まったことを報告し、「これで輪島の皆さんと
はお別れというのではなくて、2009年はこの新曲で頑張りますので、これからもぜひ
応援してくださいね」とアピールし、昨年の紅白で着た輪島塗をイメージした桂由美デザインの衣装を着て同曲を初披露した。
 そして、「世界遺産にもなっている宮島(厳島神社)が舞台のとても明るい雰囲気の新
曲ですが、きょうは、輪島の皆さんにいち早く聴いていただけてうれしかったです」と感
激していた。
 今度の新曲は、日本三景の1つ、広島県の「安芸の宮島」を舞台に、愛をなくした女性
が安芸の宮島を訪れ、宮島と瀬戸内の自然に癒やされ、励まされ、明日へ向けて生まれ変わる決意をするという内容のご当地ソングだ。

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2009年2月26日のニュース