原田芳雄が大腸がん手術、ドラマ撮影は延期

[ 2008年12月19日 06:00 ]

 俳優の原田芳雄(68)が大腸がんを患い、11月に手術を受けていた。

 所属事務所によると、体調を崩していたため、10月31日に都内の病院で検査を受けた際に、大腸がんが発見された。同日夜に入院。11月10日に内視鏡による手術を受けた。早期発見だったため手術後、体調は順調に回復。同28日に退院し、今週から仕事に復帰した。
 原田は自宅にサンドバッグなどをつるし、ボクシングによるトレーニングを毎日こなすなど健康には気を使っており、これまで、重い病気を患ったことはなかったという。
 事務所関係者は「早期発見だったのが良かったようで、手術で心配することもなかった。今ではすっかり元気になりました」と説明している。
 休養前は、戦後の日本政府代表として連合国軍総司令部(GHQ)との交渉役を務めた白洲次郎の人生を描くNHKドラマ「白洲次郎」の収録に参加していた。吉田茂元首相役で出演し、ドラマは今年8月下旬にクランクイン。今月中旬に撮影が終わり、来年1月10日から3週連続で放送される予定だった。
 NHKによると、第1、2回分の収録はすでに終わっているが、原田の休養に伴い、第3回分の収録を延期。来年4月以降に再スタートさせる。これに合わせて、ドラマも第1、2回は来年2月28日、同3月7日、第3回は同4月以降の放送を予定している。

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2008年12月19日のニュース