平井堅「何かを考えずにはいられない」作品を歌う

[ 2008年12月19日 07:08 ]

 歌手の平井堅(36)が米映画「ザ・ムーン」の日本版でエンディング曲を担当する。映画「ティファニーで朝食を」でオードリー・ヘプバーンも歌ったスタンダード曲「ムーン・リバー」をカバーする。「世界の中心で、愛をさけぶ」で主題歌「瞳をとじて」を歌ったことはあるが、洋画では初めてとなる。

 映画はアポロ計画を追ったドキュメンタリー。オリジナル版にはエンディング曲はない。日本版では月をテーマにした楽曲で、映画の感動を増幅させたいと、配給側が平井に依頼。平井が同曲を提案した。ライフワークとしているライブ「Ken’s Bar」でも披露したことのある好きな楽曲の1つといい「人類が月面着陸して来年で40年。現在、地球はさまざまな問題を抱えているが、何かを考えずにはいられないこの作品のエンディングにふさわしい歌であることを願っています」と話している。09年1月16日公開。

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2008年12月19日のニュース